2次方程式の解からaとbの値を求める問題は、因数分解や解の公式の概念を利用して解くことができます。ここでは、与えられた2次方程式 x² + ax + b = 0 の2つの解が x = 2 と x = -3 である場合に、aとbの値を求める方法を解説します。
問題の設定
問題では、次の2次方程式が与えられています。
x² + ax + b = 0
この方程式の解として、x = 2 と x = -3 が与えられています。ここで求めるべきは、係数aとbの値です。
解の公式を使用して係数を求める
2次方程式の解がx₁とx₂である場合、次の関係式が成り立ちます。
- 解の和: x₁ + x₂ = -a
- 解の積: x₁ * x₂ = b
この関係を利用して、与えられた解x = 2 と x = -3 を代入して計算します。
解の和と解の積を計算
まず、解の和を求めます。
x₁ + x₂ = 2 + (-3) = -1
これが -a に等しいので、a = 1 となります。
次に、解の積を求めます。
x₁ * x₂ = 2 * (-3) = -6
これが b に等しいので、b = -6 となります。
最終的な解答
したがって、与えられた方程式 x² + ax + b = 0 の解が x = 2 と x = -3 であるとき、係数 a と b の値は次のようになります。
- a = 1
- b = -6
これで、2次方程式の解からaとbを求める問題が解決できました。
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