軟銅線の断面積と比率の計算方法

今回は、直径1.6mmおよび2.0mmの軟銅線の断面積の計算方法と、直径3.2mmの軟銅線が直径1.6mmの軟銅線の何倍の断面積を持っているかについて解説します。

1. 断面積の計算方法

円形の断面積は、公式を使って計算できます。円の面積の公式は、

面積 = π × (半径)^2

ここで、半径は直径の半分です。つまり、直径を2で割った値を使って面積を計算します。

直径1.6mmの軟銅線の半径は1.6mm ÷ 2 = 0.8mmです。

そのため、断面積は、面積 = π × (0.8)^2 ≈ 3.1416 × 0.64 ≈ 2.0106mm²となります。

次に、直径2.0mmの軟銅線の半径は2.0mm ÷ 2 = 1.0mmです。

そのため、断面積は、面積 = π × (1.0)^2 ≈ 3.1416 × 1 ≈ 3.1416mm²となります。

直径3.2mmの軟銅線の半径は3.2mm ÷ 2 = 1.6mmです。

そのため、断面積は、面積 = π × (1.6)^2 ≈ 3.1416 × 2.56 ≈ 8.0425mm²となります。

直径1.6mmの軟銅線の断面積が2.0106mm²ですので、3.2mmの軟銅線の断面積は、8.0425 ÷ 2.0106 ≈ 4.0倍となります。

直径1.6mm、2.0mm、3.2mmの軟銅線の断面積を計算すると、それぞれ約2.01mm²、3.14mm²、8.04mm²になります。また、3.2mmの軟銅線の断面積は1.6mmの軟銅線の約4倍の大きさになります。