この式の素因数分解に関する問題を解説します。式を「(x-2)y+x²-2x」と変形する理由について、具体的な手順をわかりやすく説明していきます。
1. 元の式の確認
まず、元の式は「x²-2x+xy-2y」です。この式は、xとyの両方の項が含まれており、素因数分解を進めるためにはグループ化が有効です。
2. 項のグループ化
式を次のように分けてみます。
(x²-2x)+(xy-2y)
これで、xの項とyの項を分けることができました。
3. 共通因数をくくり出す
それぞれの括弧の中から共通因数をくくり出します。
まず(x²-2x)の部分では、xが共通因数です。これをくくり出すと、x(x-2)となります。
次に(xy-2y)の部分では、yが共通因数です。これをくくり出すと、y(x-2)となります。
4. 最終的な変形
式は次のように変形できます。
x(x-2)+y(x-2)
ここで、(x-2)が共通因数となっているため、これをくくり出すことができます。
最終的に、(x-2)(x+y)という形に変形されます。
5. まとめ
このように、式をグループ化して共通因数をくくり出すことで、複雑に見える式も簡単に素因数分解することができます。問題の式も、この方法で見事に変形できます。
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