筆算で書くのは「式」？数学の基本用語の解説

算数や数学でよく使われる「筆算」という方法、皆さんも学校で一度は学んだことがあるかと思います。その際に書く「式」という言葉について、少し混乱してしまうことがあるかもしれません。ここでは、筆算で書く内容に対する適切な呼び名について解説していきます。

筆算の基本的な意味とは？

筆算とは、数字を紙に書き出し、段階的に計算していく方法です。通常、加算、減算、乗算、除算といった基本的な計算を行う際に使われます。計算の過程をわかりやすく示すために、数字や記号を整然と並べていくことが特徴です。

筆算を行う際に書かれるものは「式」と呼ぶことができます。たとえば、足し算なら「2 + 3 = 5」、掛け算なら「3 × 4 = 12」といった形で書きます。この「式」は計算の操作を表すものであり、結果的に答えを求めるための手順を示しています。

「式」という言葉は、単に数字を並べるだけでなく、計算の内容を表現するために用いられます。例えば、「3 + 5」は式ですが、「3 + 5 = 8」は計算結果を含んだ式です。筆算の途中で書かれる数字や計算記号もすべて式の一部として見なすことができます。

筆算で書かれる「式」は、計算過程を表すもので、計算をどのように行っているのかを示します。例えば、掛け算の筆算では、「2 × 3 = 6」や「2 × 5 = 10」など、段階的に計算される数字が並びますが、それぞれが式として記述されます。

筆算で書くものは「式」で間違いありません。式は計算の過程を示し、計算結果を求めるために必要なものであることを理解しましょう。混乱しやすいポイントですが、しっかりとした定義を覚えておけば、算数や数学の計算をスムーズに進めることができます。