さおりさん、たけるさん、ななみさん、けんとさんの4人が順番に発表をする場合、発表順を決める組み合わせの問題について考えます。このような問題では、順列の考え方が重要です。具体的に、1人目がさおりさんで決まった場合の発表の順番は何通りになるのか、そして4人全員の発表順は何通りかを解説します。
① 1人目をさおりさんときめたときの発表の順番は、何通りあるか?
まず、1人目がさおりさんと決まっている場合、残りの3人(たけるさん、ななみさん、けんとさん)の順番を決める必要があります。これは、残りの3人を順番に並べる問題です。
残りの3人を並べる方法は、3!(3の階乗)通りです。3!の計算は次のように行います。
3! = 3 × 2 × 1 = 6通り
したがって、1人目をさおりさんに決めたときの発表の順番は、6通りあります。
② 4人の発表の順番は、全部で何通りあるか?
次に、4人すべて(さおりさん、たけるさん、ななみさん、けんとさん)の発表の順番を決める場合を考えます。4人の順番を決める方法は、4!(4の階乗)通りです。
4!の計算は次のように行います。
4! = 4 × 3 × 2 × 1 = 24通り
したがって、4人の発表順は全部で24通りです。
順列の基本概念
このように、順番を決める問題は順列の概念を使って解くことができます。順列は、与えられた数の物を順番に並べる方法のことを指し、数の個数が増えるほど、その順番を決める方法の数は急激に増えていきます。
順列を計算するためには、n個の物を並べるときの順列はn!(nの階乗)で求めることができるということを覚えておくと便利です。
まとめ
この問題では、1人目をさおりさんと決めた場合の発表順は6通り、4人全員の発表順は24通りであることがわかりました。順番を決める場合は、順列の考え方を使って計算し、階乗を使って簡単に答えを求めることができます。
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