地球上での距離を求める際、緯度と経度を使って計算する方法があります。特に、緯度40度のときの経度10度における距離を簡単に求める方法について解説します。
地球の半径と経度の距離
地球はほぼ球形に近いため、緯度と経度による距離を求めるには地球の半径が関係します。地球の平均半径は約6371 kmです。
経度1度の距離は、地球の赤道を基準にして、赤道上での距離が1度ごとにどれくらい離れているかを計算できます。この距離は、緯度によって異なります。
緯度40度での経度1度の距離
赤道上で経度1度の距離は約111 kmです。しかし、緯度が高くなると、地球の円周に沿った経度の距離は縮まります。具体的には、緯度φでの経度1度の距離は次の式で求められます。
距離 = 111 km × cos(φ)
ここで、φは緯度40度です。したがって、40度での経度1度の距離は次のように計算できます。
距離 = 111 km × cos(40°) ≈ 111 km × 0.766 = 85.2 km
経度10度の距離
経度10度の距離は、1度の距離を10倍したものになります。したがって、緯度40度における経度10度の距離は次のように計算できます。
距離 = 85.2 km × 10 = 852 km
まとめ
緯度40度での経度10度の距離を求めるには、まず1度の経度の距離を求め、その後10倍するだけです。計算結果として、緯度40度のときの経度10度の距離は約852 kmとなります。この方法を使えば、他の緯度や経度でも簡単に距離を計算できます。
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