この問題は、1個のサイコロを4回投げる際に、1の目と6の目がそれぞれ1回ずつ出る確率を求めるものです。問題文の「1の目も6の目も出る」という条件を解くために、適切な場合分けと確率計算を行います。ここではその過程を順を追って解説します。
1. 問題を整理する
まず、問題を整理します。「サイコロを4回投げる」とありますので、サイコロの1回の目は1, 2, 3, 4, 5, 6の6種類です。求めるのは、「1の目」と「6の目」がそれぞれ1回ずつ出る確率です。これを「1の目」と「6の目」が1回ずつ出る場合を整理して考えます。
2. 場合分けの整理
この問題を解くために、以下の3つのパターンに分けて考えます。
- (1.6.0.0)
- (1.6.0.9)
- (1.6.9.9)
それぞれのケースについて確率を求めていきます。
3. 各場合分けの計算
それぞれのケースにおける確率を求めていきます。
(1.6.9.9)について
この場合、1の目が1回、6の目が1回、1でも6でもない目が2回出る確率を計算します。
計算式は次のようになります:1/6 × 1/6 × 4/6 × 4/6 × 4C1 × 3C1 = 192 / 6^4
(1.6.0.9)について
次に、(1.6.0.9)の場合ですが、これは(1.6.1.9)と(1.6.6.9)に分けて計算できます。
(1.6.1.9)の場合、計算式は次のようになります:1/6 × 1/6 × 1/6 × 4/6 × 4C1 × 3C1 = 48 / 6^4
(1.6.6.9)の場合も同様に計算します。
(1.6.0.0)について
次に(1.6.0.0)の場合ですが、これは(1.6.1.1)、(1.6.6.6)、(1.6.1.6)に分けて計算できます。
それぞれの確率を求める計算式は、1/6 × 1/6 × 1/6 × 1/6 × 4C1 = 4 / 6^4 などです。
4. 合計確率の計算
各場合分けで求めた確率をすべて合算します。最終的な計算式は以下の通りです。
192 / 6^4 + 48 / 6^4 + 48 / 6^4 + 4 / 6^4 + 4 / 6^4 + 6 / 6^4 = 302 / 1296 = 151 / 648
5. まとめ
以上の計算により、サイコロを4回投げて1の目と6の目がそれぞれ1回ずつ出る確率は151/648であることがわかりました。確率の問題は場合分けと計算が重要であり、整理して計算を進めることがポイントです。
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