中学1年生の数学で出題された問題「(−37)✕0.78−37✕0.22」の解き方について解説します。問題文では、計算を簡単にする方法として因数分解が提案されていますが、因数分解を習っていない場合でも、式を簡単にする方法はあります。今回は因数分解を使わずに計算を進める方法を説明します。
問題の式を確認する
まず、問題の式を見てみましょう。
(−37)✕0.78−37✕0.22
式の中には、−37という同じ数字が2回出てきます。このような場合、共通の部分を取り出すことで計算が簡単になります。
共通部分を取り出す
式の中にある−37という数に注目します。これを共通の因数として取り出すことができます。
−37✕(0.78 − 0.22)
これで式は一段とシンプルになりました。ここで、括弧内の計算を行います。
括弧内の計算
次に、括弧内の「0.78 − 0.22」を計算します。
0.78 − 0.22 = 0.56
これで式はさらに簡単になります。
−37✕0.56
最終的な計算
最後に、−37に0.56を掛けます。
−37✕0.56 = −20.72
まとめ:計算のポイント
この問題では、まず共通の因数を取り出し、括弧内の計算を行い、最後に掛け算をすることで、因数分解を使わなくても簡単に計算を進めることができました。式をシンプルにすることで、問題が解きやすくなります。
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