分数の掛け算は、整数や分数と混ざっている場合でも比較的簡単に計算できます。今回は「2と5/8 × 2と2/9」の計算方法について、ステップバイステップで解説します。この記事を参考にして、分数の掛け算を理解しましょう。
ステップ1: 混合分数を仮分数に直す
最初に、混合分数(整数と分数が組み合わさった形)を仮分数(分数だけの形)に変換します。2と5/8を仮分数にすると、次のように計算できます。
2と5/8 = (2 × 8 + 5) / 8 = 21/8
同様に、2と2/9も仮分数に直します。
2と2/9 = (2 × 9 + 2) / 9 = 20/9
ステップ2: 分数同士の掛け算
仮分数に直した後、分数の掛け算を行います。分数の掛け算は、分子同士、分母同士を掛け算するだけです。
21/8 × 20/9 = (21 × 20) / (8 × 9) = 420 / 72
ステップ3: 約分する
次に、分数を約分します。420と72の最大公約数は12なので、分子と分母を12で割ります。
420 ÷ 12 = 35、72 ÷ 12 = 6
したがって、計算結果は35/6になります。
ステップ4: 仮分数を混合分数に戻す
最後に、仮分数の結果35/6を混合分数に戻します。35を6で割ると、商は5、余りは5です。したがって、35/6は5と5/6になります。
したがって、「2と5/8 × 2と2/9」の計算結果は「5と5/6」になります。
まとめ
混合分数の掛け算を行う際には、まず混合分数を仮分数に直し、その後分数同士を掛け算します。最後に、結果を約分し、必要に応じて混合分数に戻します。このようにステップを追って計算すれば、混合分数の掛け算もスムーズに行うことができます。
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