今回は「x < √3」という条件を使った命題の真偽を調べる問題について解説します。具体的には、実数xが与えられたときに、その値を条件に代入し、命題が真か偽かを判断する方法を学びます。
問題の理解
与えられた条件は「x < √3」です。ここで、xに対して次の3つの値を代入して命題の真偽を調べます。
- (1) x = 1
- (2) x = -2
- (3) x = 3
また、この問題では√3の近似値を知っているかどうかが重要です。ですが、√3の近似値を覚えていない場合でも問題は解けます。なぜなら、√3はおおよそ1.732であることを知っておけば十分だからです。
√3の近似値について
まず、√3の近似値を確認しておきましょう。√3 ≈ 1.732です。この値を基準にして、各値が条件「x < √3」を満たすかどうかを判断します。
例えば、x = 1のとき、1は1.732より小さいため、条件を満たします。
各値を代入してみる
次に、具体的に各値を代入して命題が真か偽かを調べます。
(1) x = 1 の場合
1 < √3 は 1 < 1.732 となり、これは真です。よって、命題は真。
(2) x = -2 の場合
-2 < √3 は -2 < 1.732 となり、これも真です。よって、命題は真。
(3) x = 3 の場合
3 < √3 は 3 < 1.732 となり、これは偽です。よって、命題は偽。
まとめ
このように、xの値を代入して条件「x < √3」の真偽を調べることができます。具体的には、x = 1やx = -2では命題が真となり、x = 3では命題が偽となることがわかります。
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