小学算数の考え方—花子さんが本を読む日数の求め方

花子さんが本を毎日同じページ数で読んでいたものの、風邪で数日間読めなかった場合に、本を読み終わる日数を求める問題です。この問題を解くために、どのように考えれば良いかをわかりやすく解説します。

問題の状況を整理しよう

まず、問題の内容を整理します。花子さんは、4月16日から本を読み始めました。10日後には本を読み終わりましたが、4月20日と4月21日の2日間は風邪をひいて読書を休んでいました。

この時点で、花子さんは合計で10日間かかって本を読み終わったことになります。しかし、4月20日と4月21日には読書をしていないため、実際に本を読んだ日数は10日間から2日間を引いた8日間であることがわかります。

花子さんが本を読んだのは8日間です。しかし、問題では「風邪をひかなければ何日間で読み終わるか」を求めています。風邪で読まなかった2日を加えれば、花子さんが風邪をひかなければ本を読み終えるのは9日間だったことがわかります。

簡単に言うと、風邪をひかなければ、1日も無駄にせず、毎日本を読んで9日間で読み終えたということです。

問題を解くために、簡単な式で計算してみましょう。花子さんが10日間で読み終わったうち、2日間は風邪で読めなかったので、実際に本を読んだ日は8日間です。これに風邪をひかなければ加えられる2日間を足すと、9日間で読み終えることになります。

このように、風邪による2日間を除外して、本来かかる日数を求めることができました。

子どもにこの問題の解き方を教えるときには、まず問題の状況を整理し、理解しやすい言葉で説明することが大切です。「花子さんは10日かかると言っているけれど、風邪をひいて2日間休んだので、本当にかかる日数は9日だよ」というように具体的な例を使って教えてあげると良いでしょう。

また、数字や計算に頼らず、問題の内容を実際にイメージさせることで、より理解しやすくなります。例えば、「風邪をひかなければ、毎日読んで9日間で終わるんだよ」と具体的に説明してあげましょう。

花子さんが風邪をひいたことで、実際に本を読むことができた日数は8日間でした。もし風邪をひかなければ、9日間で本を読み終えることができたということです。問題を解くためには、まず状況を整理し、風邪をひいた日数を加算することで、花子さんが読み終えるための日数を計算することができます。