連立方程式は、数学でよく出題される問題の1つです。この記事では、連立方程式の解法、特に「式の変形」について解説します。問題を解く過程を詳しく説明するので、どのように変形すればよいか迷ったときに役立つでしょう。
1. 問題の整理
まず、問題を整理しましょう。以下の連立方程式が与えられています。
- 5x + 2y = -1 ①
- y = 3x + 5 ②
この問題のポイントは、2つ目の式「②」を使って1つ目の式「①」を解くことです。
2. 変形のステップ
まず、②式を見てみましょう。この式はすでにyについて解かれているので、y = 3x + 5の形になっています。これを①式に代入して解くことができます。
①式:5x + 2y = -1 のyを②式から代入すると、以下のようになります。
5x + 2(3x + 5) = -1
これを解くと、xが求まります。
3. 計算を進める
上記の式を展開すると、次のようになります。
5x + 6x + 10 = -1
これを簡単にすると、
11x + 10 = -1
次に、10を移項して式を整理します。
11x = -1 - 10
これを計算すると、
11x = -11
xを求めるためには、両辺を11で割ります。
x = -11 / 11
したがって、x = -1となります。
4. xの値を代入してyを求める
次に、x = -1を②式に代入してyを求めます。
y = 3(-1) + 5
これを計算すると、y = -3 + 5 = 2となります。
5. まとめ
したがって、連立方程式の解はx = -1, y = 2となります。式の変形の仕方は、まずyを別の式から代入し、あとは代数の計算を順番に進めていくことが重要です。次回、このような問題に取り組む際には、代入法を思い出して解いてみましょう。
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