SPIの問題で、「音楽好きな人数」や「体育が好きでない人数」などの条件をもとに、集合を使って人数を求める問題があります。今回は、音楽好きや体育が好きでない人の人数を求める問題を、わかりやすく解説します。特に、ベン図を使って、どのように解くかを詳しく見ていきましょう。
問題の整理
まず、問題の内容を整理しましょう。40人のクラスで、次の情報が与えられています。
- 音楽が好きな人は28人
- 体育が好きでない人は13人
- 音楽と体育の両方が好きな人は18人
これらの条件をもとに、「音楽または体育がどちらか一方だけ好きな人」を求める問題です。
ベン図を使って解く
ベン図を使って、この問題を解いていきます。まず、音楽好きな人数と体育好きでない人数をそれぞれの集合として考えます。
音楽が好きな人28人のうち、18人は音楽と体育の両方が好きなので、音楽だけが好きな人は28 – 18 = 10人です。
次に、体育が好きでない人13人ですが、その中に音楽も好きな人が含まれています。音楽が好きで体育が好きでない人は、音楽が好きな人28人のうち18人が体育も好きなので、体育が好きでない音楽好きな人数は28 – 18 = 10人です。
どちらか一方だけ好きな人数を求める
問題は、音楽または体育のどちらか一方だけ好きな人を求めることです。音楽好きな人数の中には、音楽が好きで体育も好きな人と、音楽だけが好きな人が含まれています。
音楽が好きで体育も好きな18人を除くと、音楽だけが好きな人数は10人です。同様に、体育が好きでない人数の中で、音楽好きだけの人数は10人です。したがって、音楽または体育のどちらか一方だけ好きな人数は、音楽好きだけの10人と体育好きだけの10人を足して、計20人となります。
まとめ
今回の問題では、ベン図を使用して音楽や体育の好きな人を分類し、音楽または体育がどちらか一方だけ好きな人数を求めました。最終的に、「音楽または体育のどちらか一方だけ好きな人は20人」であることがわかりました。集合やベン図を使うことで、複雑な条件を整理しながら計算することができ、解答がスムーズになります。
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