そろばんを使っていると、例えば「10引いて5玉足して」という計算が頭の中でごちゃごちゃしてしまうことがあります。特に負の数や引き算が絡むと、計算が遅くなってしまいがちです。ここでは、こういった時に役立つコツや裏技について解説します。
そろばんの計算で頭が混乱する理由
そろばんでは、数の増減を視覚的に捉えやすい反面、複雑な計算を行う際には次々と頭の中で計算を整理しなければならないため、混乱しやすくなります。特に「10引いて5玉足す」というように、一つの計算の中に引き算と足し算が交互に出てくると、手を動かしながら頭で整理するのが大変です。
例えば、「-6」の時に引き算をしたり、玉を動かすとき、意識的に段階を踏む必要があります。
計算を素早く行うためのコツ
そろばんでは、負の数や複雑な計算が出てきた時に、いちいち一個一個の計算を考え直さなくても済むようにするための工夫がいくつかあります。
1. 計算の順番を分ける:最初に引き算、次に足し算と順番に行うことで、計算を整理します。
2. 玉を一度に進める:できるだけ一度に玉を動かして、計算を簡単にします。
裏技:計算の途中で一度リセット
一つの方法として、計算の途中で「リセット」をかけることがあります。例えば、引き算をした後にすぐ足し算をするのではなく、一度中立の位置に戻してから足し算をすることで、計算がシンプルに見えて頭が整理しやすくなります。
また、途中での玉の動かし方にも工夫を加えることで、反応速度を上げることができます。例えば、10を引いた後にすぐに5玉を足す時に、次の数字に備えて一度まとめて動かすとスムーズです。
まとめ
そろばんで計算を速く行うためには、計算の順番や方法を工夫することが大切です。「10引いて5玉足して」というような計算も、計算の順序や玉の動かし方を意識することで、頭の中で混乱せずにスムーズに行えるようになります。どんどん練習して、計算を簡単にこなせるようになりましょう。
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