正の数と負の数を使った計算が苦手な中学1年生のために、今回はカッコを使った計算方法について解説します。質問では、+6、-4、-3、+8のような問題について、カッコの中にある「+」や「-」の使い方が分からないということでしたね。これを理解すれば、もっと簡単に計算ができるようになりますよ!
1. 正の数と負の数の基本ルール
まず、正の数(+)と負の数(-)の基本ルールを確認しておきましょう。計算の基本は、「同じ符号の数を足すと正、異なる符号の数を足すと負」ということです。
たとえば、+6 + 4 = +10、-6 – 4 = -10、+6 – 4 = +2、-6 + 4 = -2という具合です。これを理解しておけば、計算がスムーズになります。
2. カッコ内の計算方法
質問では「(+6)(-4)(-3)(+8)」という計算式のカッコに注目していますね。カッコの中にある「+」や「-」は、数の符号を決めるためのものです。たとえば、「(+6)」はそのまま「+6」、「(-4)」は「-4」を表します。
カッコ内の計算をする前に、まずは各数が正の数か負の数かを確認しましょう。次に、その符号を守りながら計算します。例えば、「(+6) × (-4)」のような場合、正の数と負の数を掛け算すると、結果は負の数「-24」になります。
3. 複数の数を掛ける時の注意点
次に、掛け算の計算における注意点です。計算の順番を守ることが大切です。もし計算式に複数の掛け算があれば、順番に計算を進めていきます。
たとえば、「(+6) × (-4) × (-3) × (+8)」の場合、まずは「(+6) × (-4)」を計算して「-24」、次にその結果を「(-3)」で掛けて「+72」、最後に「(+8)」を掛けて「+576」となります。このように、計算を順番に進めていけば、正しい答えが得られます。
4. 演算子の使い方と計算の順番
演算子(+、-)が入ると、計算の順番や符号の変更が重要になります。計算式を見た時に、まずは掛け算と割り算を先に行い、その後に足し算と引き算を行うという「計算の優先順位」を守ることが大切です。
例えば、「(+6) × (-4) + (-3) × (+8)」のような場合、最初に掛け算を行い、その後に足し算を行います。つまり、最初に「(+6) × (-4) = -24」と「(-3) × (+8) = -24」を計算し、最後に「-24 + (-24) = -48」となります。
まとめ
正の数と負の数の計算は、符号のルールをしっかり理解すれば怖くありません。カッコの使い方や計算の順番を守ることで、複雑な計算もスムーズに解けるようになります。練習を繰り返し、計算に慣れていくことが大切です。がんばってくださいね!
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