高校数学の「絶対値」の問題は、よく出題される基本的な問題の一つです。今回の問題「|−5|+|−8|=+13」について、なぜ結果が+13になるのか、そしてなぜ−13にならないのかを分かりやすく解説します。
1. 絶対値とは何か?
絶対値とは、数がどれだけ「0」から離れているかを表すものです。具体的には、数がプラスであろうとマイナスであろうと、その数の大きさだけを取り出すことを意味します。例えば、|−5|という絶対値は、−5の大きさを示すので、5です。これにより、−5も5も絶対値は同じになります。
絶対値の記号「| |」は、数が正か負かに関わらず、その数の大きさを表すものです。ですから、|−5|と|5|はどちらも5となります。
2. 問題の計算方法
問題「|−5|+|−8|=+13」を解いてみましょう。
まず、|−5|を計算します。−5の絶対値は5です。次に、|−8|を計算します。−8の絶対値も8です。したがって、問題は次のように計算できます。
5+8=13
3. なぜ結果は+13になるのか?
絶対値の計算では、符号は無視されます。−5も5も同じ絶対値を持つため、結果は常にプラスの数になります。そのため、問題「|−5|+|−8|」の答えは−5や−8の符号を考慮せずに、単に5+8=13となり、最終的な答えは+13です。
つまり、絶対値を取るときは「元の数が負であっても、プラスの数と同じように扱う」ことがポイントです。
4. なぜ−13にならないのか?
この問題で−13が答えにならない理由は、絶対値の性質にあります。絶対値記号の中に−5や−8が入っていても、符号は無視されるため、結果は常にプラスになります。つまり、−5や−8という符号をそのまま計算に使うことはないため、−13にはならないのです。
まとめ
高校数学で出てくる絶対値の計算では、数の符号は無視され、その数の大きさだけを扱うことを覚えておきましょう。問題「|−5|+|−8|=+13」のように、絶対値を取ることで結果は正の数になり、符号に関係なく計算することができます。これを理解することで、絶対値を使った問題もスムーズに解けるようになります。
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