この問題では、直線の方程式を求める方法について解説します。直線の方程式を求める際に重要なのは、点と傾きの情報を使って方程式を立てることです。以下に、各問題を解くための手順と計算を示します。
問題1:点(1,3)を通り、傾きが2の直線
与えられた直線の方程式は、一般形で「y = ax + b」となります。ここで、「a」は傾き、「b」はy切片です。
傾きが2で、点(1, 3)を通るので、代入して「3 = 2(1) + b」とし、bを求めます。結果、b = 1となるので、方程式は「y = 2x + 1」になります。
問題2:2点(-4, 3)と(-2, -3)を通る直線
2点間の直線の方程式を求めるためには、まず傾きを求めます。傾きは「(y2 – y1) / (x2 – x1)」で求められます。
ここでは、「(y2 – y1) = (-3 – 3) = -6」、「(x2 – x1) = (-2 + 4) = 2」となります。傾きは-3です。次に、点(-4, 3)を代入して、y切片を求めます。「3 = -3(-4) + b」として、b = 3 + 12 = 15となるので、方程式は「y = -3x + 15」になります。
問題3:点(1, -2)を通り、y = 4x + 1に平行な直線
平行な直線の傾きは、元の直線と同じです。y = 4x + 1の傾きは4なので、新しい直線も傾きが4です。
点(1, -2)を代入して、y切片を求めます。「-2 = 4(1) + b」として、b = -6となります。したがって、新しい直線の方程式は「y = 4x – 6」となります。
問題4:点(3, -1)を通り、y = -2x – 3に垂直な直線
垂直な直線の傾きは、元の直線の傾きの逆数をとり、符号を反転させたものです。
y = -2x – 3の傾きは-2なので、垂直な直線の傾きは1/2です。点(3, -1)を代入して、y切片を求めます。「-1 = (1/2)(3) + b」として、b = -5/2となります。したがって、直線の方程式は「y = (1/2)x – 5/2」となります。
まとめ
このように、直線の方程式を求める方法は、点と傾きの情報を使って計算することが基本です。問題に応じて、平行な直線や垂直な直線の場合は、傾きを適切に変える必要があります。これらの計算方法を覚えることで、様々な直線の方程式を求めることができるようになります。
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