地震の計算問題の解き方:初期微動の時刻を求める方法

地学

地震の計算問題で初期微動の時刻を求める方法について解説します。今回の問題では、震源から震央までの距離と、初期微動を引き起こす波の速さが与えられています。問題文に従って計算方法を進めていきましょう。

1. 問題の整理

問題文には以下の情報が含まれています。

  • B(震央)地点で初期微動が始まった時刻:10時39分50秒
  • A(震源)B間の距離:120km
  • 初期微動を起こす波の速さ:8km/s

これらの情報をもとに、地震が起こった時刻を求めます。

2. 初期微動の波が到達するまでの時間の計算

波の速さは8km/sです。震源から震央までの距離は120kmです。この距離を速さで割ることで、波が震央に到達するまでにかかる時間を計算できます。

時間 = 距離 / 速さ = 120km / 8km/s = 15秒

つまり、震源から震央まで波が到達するのにかかる時間は15秒です。

3. 地震が発生した時刻の計算

初期微動が震央B地点で10時39分50秒に始まったということは、その15秒前に震源A地点で地震が発生したことになります。ですので、地震が起こった時刻を求めるには、初期微動の時刻から15秒を引けばよいのです。

10時39分50秒 – 15秒 = 10時39分35秒

4. 結論

したがって、この地震が発生した時刻は10時39分35秒です。

このように、地震の計算では与えられた情報をもとに距離と速さを使って時間を計算し、そこから地震が起こった時刻を求めることができます。

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