旅行から帰国したばかりで、風邪を引いてしまい治療中の方からの質問です。今回は、韓国の名言集「좋은생각」の一部を日本語に訳した文を添削してほしいという依頼について解説します。訳文に対する添削を通じて、感謝や信頼、愛と平和の重要性について再確認しましょう。
問題文の紹介
依頼者が訳した文を紹介します。
原文(韓国語)
5월25일
불평과 불만, 부정적인 생각을 하면
우리 영혼이 그것들을 먹고 자라
그런 사람이 됩니다.
대신 믿음과 감사, 사랑과 평화의 양식을
계속 주면, 어느새 그런 영혼을 가진
사람이 되어 있습니다.
日本語訳(依頼者の訳)
不便と不満、否定的な考えをするなら
私たちの魂がそれらを食べて育ち
そのような人になります。
代わりに信頼と感謝、愛と平和の(良識?)を
与え続ければ、いつの間にかそんな霊を持つ
人になっています。
添削のポイント
依頼者が訳した文はおおむね正確ですが、細かい表現を少し改善することで、より自然で伝わりやすい日本語にできます。
1. 「不便と不満、否定的な考え」
「불평과 불만, 부정적인 생각을 하면」は、「不便」と訳すよりも「不平」と訳した方が、原文のニュアンスに合います。「불평」とは、状況に対して不満を持つことを意味するため、以下のように修正できます。
修正後:「不平と不満、否定的な考えをするなら」
2. 「魂がそれらを食べて育ち」
この部分は直訳で問題ありませんが、文脈に合わせて少し工夫することも可能です。「それらを食べて育つ」という表現を少し和らげて、「それらを吸収して成長する」という表現にしても良いでしょう。
修正後:「私たちの魂がそれらを吸収して成長し」
3. 「信頼と感謝、愛と平和の(良識?)」
「양식」を「良識」と訳すのは少し違和感があります。「양식」は通常「食事」や「養分」と訳されますので、ここでは「養分」や「糧」にする方が適切です。
修正後:「代わりに信頼と感謝、愛と平和の糧を」
最終的な翻訳
修正後の最終的な翻訳文は以下のようになります。
不平と不満、否定的な考えをするなら
私たちの魂がそれらを吸収して成長し
そのような人になります。
代わりに信頼と感謝、愛と平和の糧を
与え続ければ、いつの間にかそんな魂を持つ
人になっています。
まとめ
このように、直訳では意味が正確でも、言葉や表現を工夫することで、より自然で感動的な翻訳をすることができます。「좋은생각」の名言は、感謝と信頼の大切さを教えてくれます。このような名言を日本語で理解し、実生活に活かしていくことが大切です。
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