この問題では、0, 1, 2, 3, 4, 5 の6つの数字を使って、異なる4個の数字からなる4桁の偶数が何通りできるかを求めます。さらに、答えが156通りであることを計算過程を通して確認します。
1. 偶数になるための条件
4桁の偶数を作るためには、1の位が偶数である必要があります。与えられた数字の中で偶数は0, 2, 4の3つです。したがって、1の位に選ぶことができる数字は0, 2, 4のいずれかである必要があります。
この条件を考慮し、次に各桁の数字の選び方を順番に確認していきます。
2. 1の位を決める
まず、1の位(最後の桁)を決めます。1の位に置ける数字は0, 2, 4のいずれかです。したがって、1の位を決める選択肢は3通りあります。
3. 残りの桁を決める
次に、百の位と十の位の数字を決めます。1の位に使った数字を除いた残りの5つの数字から選ぶ必要があります。
百の位には、0を除いた1, 2, 3, 4, 5 の5つの数字から選べるので、5通りの選択肢があります。十の位には、百の位で選んだ数字を除き、残りの4つの数字から選ぶことができます。したがって、十の位の選択肢は4通りです。
4. 計算の流れと答え
まとめると、次のように計算できます。
1の位(3通り)× 百の位(5通り)× 十の位(4通り) = 3 × 5 × 4 = 60通り
次に、千の位は残りの3つの数字から選ぶことができるので、選択肢は3通りです。
最終的に、60通り × 3通り = 180通り となるので、答えは180通りです。
5. まとめ
0, 1, 2, 3, 4, 5 の6つの数字から異なる4個の数字を使って作れる4桁の偶数の数は180通りです。問題の計算過程を理解し、必要な条件を順を追って確認することで、正確に答えを導き出すことができました。
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