エニアグラムのタイプ1とウィング1w2、1w9の違いを解説

心理学

エニアグラムは、人間の性格を9つのタイプに分類し、それぞれのタイプにウィング(隣接するタイプの影響)が加わるという考え方です。質問者さんは自身がタイプ1であることを確信しているものの、ウィングについて理解が深まっていないようですね。この記事では、タイプ1とそのウィングである1w9と1w2の違いについて、具体的な例を交えながら解説します。

エニアグラムタイプ1とは?

エニアグラムにおけるタイプ1は、「完璧主義者」や「改革者」と呼ばれます。このタイプの人は、強い倫理観と基準を持ち、物事を正しい方向に進めようとする傾向があります。タイプ1は、秩序と自己規律を重視し、内面的には完璧でありたいという欲求を持っていますが、そのために自分を厳しく律することがよくあります。

1w9と1w2の違い

タイプ1のウィングには、隣接するタイプ9(1w9)とタイプ2(1w2)があり、それぞれのウィングが性格に異なる影響を与えます。

1w9(タイプ1とタイプ9の組み合わせ)は、内面的な秩序と調和を求める傾向が強いです。このウィングを持つ人は、タイプ1の完璧主義に加えて、タイプ9の安定感や穏やかさを重視し、他人との衝突を避けようとします。自分の基準に従いながらも、対立を避け、調和を保つことを大切にするタイプです。

1w2(タイプ1とタイプ2の組み合わせ)は、他者との関係や支援を重視するタイプです。タイプ1の完璧主義に加えて、タイプ2の思いやりや他者を助ける欲求が強調されます。このウィングを持つ人は、他人の期待に応えたいという気持ちが強く、自己規律と他者への配慮のバランスをとろうとします。

質問者さんの例(1w9 vs 1w2)

質問者さんが「自分に芯がない」と感じる理由は、1w9の特徴によるものかもしれません。1w9は、内面に強い芯を持っているものの、それを表に出すことなく、穏やかに物事を進める傾向が強いです。友達が9w8の場合、彼女の自分軸がしっかりしているというのは、9w8の「自分のスペースを守りたい」という欲求と、8wingsの強い自己主張が関係しているかもしれません。

また、1w2を自分に当てはめた場合、質問者さんの「みんなの負担を減らしたい」という態度や、時に見返りを求める心理は、1w2の特徴そのものであると言えます。1w2は他者に対する奉仕を重視するため、苦手な分野でも進んでやり、他者からの評価や感謝を求める部分があります。

まとめ

エニアグラムのタイプ1におけるウィング(1w9、1w2)は、それぞれ異なる性格特性を強調します。1w9は穏やかで調和を重視し、1w2は他者とのつながりと奉仕を重視します。質問者さんの性格に合ったウィングを理解することで、自身の行動パターンや心理状態をより深く理解することができるでしょう。

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