数学の問題で、整式Aを整式Bで割った商と余りを求める問題がよく出ます。今回は、A=x^2 + 8x + 5、B=x + 2という整式の商と余りを求める方法を解説します。商と余りを求めるためには、ポリノミアルの割り算を使います。
整式の割り算の基本
整式を割るときは、割られる整式(A)を割る整式(B)で割ることで商と余りを求めます。商とは、割り算の結果得られる商の部分で、余りは割り切れなかった部分です。ここでは、A=x^2 + 8x + 5とB=x + 2の割り算を行います。
長除法を使った解法
まずは長除法を使って割り算を行います。長除法の手順に従って計算していきましょう。
1. x^2をxで割ると、商はxとなります。
2. 次に、x × (x + 2) = x^2 + 2xを引きます。
3. 残りの部分は(8x + 5) – (2x) = 6x + 5となります。
4. 次に、6xをxで割ると、商は6となります。
5. 6 × (x + 2) = 6x + 12を引きます。
6. 残りは(6x + 5) – (6x + 12) = -7となります。
商と余り
したがって、この割り算の商はx + 6、余りは-7です。
結論として、A = (x^2 + 8x + 5)、B = (x + 2)の場合、商はx + 6、余りは-7となります。
まとめ
今回の問題では、整式A=x^2 + 8x + 5をB=x + 2で割り、商と余りを求めました。商はx + 6、余りは-7です。このように、長除法を使って整式を割ることで、商と余りを簡単に求めることができます。
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