博覧会の入場ゲートが2つ開いている場合、各ゲートの入場速度や人数比に基づいて、効率的な運営をするための計算方法を理解することが重要です。この記事では、問題を元に入場ゲートAとBの入場人数の比から、1分間に何人の客が入場したのかを求める方法を解説します。
問題の概要と整理
9時00分に入場ゲートが開き、客が入場を始めると同時に、毎分4人のお客が列に並びます。この問題では、9時30分に列に並んでいる全員の入場が完了するという条件があります。また、入場ゲートAとBの2つのゲートからお客が入場し、その人数の比は3:5です。
この問題を解くためには、まず入場する人数の合計や各ゲートから入場する人数を求める必要があります。
入場ゲートの人数の合計
最初に、最初に並んでいたお客の人数と、毎分並ぶ人数を基に、9時30分までに入場したお客の人数を計算します。元々の列に並んでいた人数は120人で、その後、30分間に毎分4人が並びますので、30分で追加される人数は4×30=120人です。
したがって、9時30分までに入場する総人数は120人(元々並んでいた人数)+120人(追加された人数)=240人です。
入場ゲートAとBの人数の比
次に、入場ゲートAとBから入場する人数の比は3:5であることが与えられています。この比を使って、各ゲートからの入場人数を求めます。
総入場人数240人に対して、入場ゲートAからは3/8の人数が入場し、入場ゲートBからは5/8の人数が入場することになります。それぞれの人数は次のように計算できます。
ゲートAからの入場人数 = 240×(3/8) = 90人
ゲートBからの入場人数 = 240×(5/8) = 150人
1分間に入場する人数の計算
ここで、入場ゲートAから1分間に何人のお客が入場したのかを求めるには、ゲートAの入場人数を30分で割ると、1分間に入場する人数がわかります。
ゲートAからの1分間の入場人数は、90人 ÷ 30分 = 3人/分です。つまり、入場ゲートAでは1分間に3人のお客が入場することになります。
まとめ:入場人数の計算と効率的な運営
この問題では、入場ゲートAとBの入場人数の比を使って、各ゲートから1分間に何人のお客が入場したかを求めました。入場ゲートAでは1分間に3人、入場ゲートBでは1分間に5人が入場することがわかります。
このように、人数の比と入場時間をうまく活用することで、効率的な入場計画を立てることができます。博覧会などの大規模なイベントでは、このような計算をもとにスムーズな運営が可能となります。
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