コモンアノードのLEDを直流安定化電源で光らせる方法を知りたい方に向けて、この記事ではその基本的な接続方法を解説します。コモンアノードLEDを使う際の基本的なポイントを押さえることで、正しく電流を流し、LEDを光らせることができます。
1. コモンアノードとコモンカソードの違い
コモンアノードLEDとコモンカソードLEDの大きな違いは、共通の端子がどの極性に接続されるかです。コモンアノードでは、アノード(+端子)が共通で、カソード(-端子)が個別に分かれています。対してコモンカソードでは、カソードが共通となり、アノードが個別に分かれています。
2. 直流安定化電源の選び方
コモンアノードLEDを光らせるためには、直流安定化電源を適切に設定する必要があります。通常、LEDの前に抵抗を挿入して電流を制限することが必要です。直流安定化電源を使用する場合、電圧と電流を適切に設定し、LEDの定格に合わせて調整します。
3. コモンアノードLEDの接続方法
コモンアノードLEDを光らせるためには、まずアノード端子を直流電源のプラス端子に接続します。その後、個々のカソード端子を適切な電流制限抵抗を通して、直流電源のマイナス端子に接続します。これにより、適切に電流が流れ、LEDが点灯します。
4. 抵抗の計算と選定
LEDを安全に使用するためには、抵抗を選定して、電流を制限する必要があります。例えば、LEDが3Vで動作し、電流が20mAの場合、使用する電源が5Vであれば、適切な抵抗は次の式で計算できます:
抵抗値 = (電源電圧 – LED電圧) / 電流 = (5V – 3V) / 0.02A = 100Ω
まとめ
コモンアノードLEDを直流安定化電源で光らせるためには、正しい接続と適切な電流制限を行うことが重要です。アノード端子をプラス端子に接続し、カソード端子を電流制限抵抗を通してマイナス端子に接続することで、安全にLEDを光らせることができます。また、抵抗の選定はLEDの特性に合わせて行うことが大切です。
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