水の使用量に関する問題の解き方|小学6年生向け問題解説

算数

この問題では、ダムの貯水池に関する水の使用量と残りの水の量を求める問題です。問題文に与えられた情報を使って、必要な計算をしていきましょう。

問題の整理

まず、問題を整理してみましょう。以下の情報が与えられています。

  • 現在、ダムの貯水池には水が何万L残っている。
  • 毎日3万Lずつ流れてくると、町は現在の使用量で70日分の水を確保できる。
  • もし、現在の使用量より6割増しで水を使うと、40日分しか水を確保できない。

この情報をもとに、1日あたりの使用量を求め、貯水池に初めからあった水の量を計算することが求められています。

(1)現在使用している水量は1日何万Lか

まず、毎日3万Lが流れてくると70日分の水を確保できると言っています。この水量は、現在の使用量と関連しています。

ここで、毎日使う水量を「x」とすると、次のような式が成り立ちます。

70x = 3万L × 70日 = 210万L

この式から、x = 3万Lとなります。

(2)貯水池には初め、何万Lの水があったか

次に、現在の使用量より6割増しで水を使うと、40日分しか水を確保できないという情報を使います。水の使用量が6割増しである場合、1日あたりの使用量は次のように求められます。

増加した使用量 = 1日あたりの使用量 × 1.6 = 3万L × 1.6 = 4.8万L

したがって、40日分の水量は4.8万L × 40日 = 192万Lとなります。

したがって、貯水池に初めからあった水量は、次のように求めることができます。

最初の水量 = 210万L + 192万L = 402万L

まとめ

この問題では、与えられた情報をもとに方程式を立てて解くことで、ダムの貯水池の水量に関する計算ができました。問題文を整理し、必要な式を導き出すことで、正しい答えを求めることができます。

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