200から400までの整数で8の倍数でない数を求める方法

中学数学

整数の範囲内で特定の条件を満たす数を求める際、適切な計算方法を選ぶことが重要です。今回は、200から400までの整数の中で8の倍数でない数を求める方法について解説します。この問題では、なぜ200÷8と400÷8を使用するのか、また201÷8では不適切な理由を詳しく説明します。

8の倍数でない数を求める基本的な考え方

まず、問題は200から400までの整数の中で8の倍数でない数を求めることです。この場合、全ての整数の中から8の倍数だけを取り出し、残りを求める方法が効果的です。

8の倍数を見つけるためには、200から400までの範囲内で8で割り切れる数を探します。これには、200と400をそれぞれ8で割り、その商の範囲で8の倍数を数えることが基本的なアプローチとなります。

200÷8と400÷8を使う理由

なぜ200÷8と400÷8を使うのでしょうか?この計算方法は、8の倍数の個数を効率的に求めるためです。200÷8は、200以上の最初の8の倍数(つまり最小の8の倍数)を求め、400÷8は、400以下の最大の8の倍数を求めます。

具体的には、200÷8 = 25 となり、最初の8の倍数は200 + 8×1 = 208となります。同様に、400÷8 = 50 となり、最大の8の倍数は400です。これらの値を使って、200から400までの範囲における8の倍数を数えることができます。

201÷8では計算できない理由

では、201÷8を使うことはなぜ不適切なのでしょうか?201を8で割った結果は25.125ですが、このような計算では8の倍数に該当する数を見つけることはできません。

201÷8を使うと、整数部分である25を得られますが、この値は200より大きいため、正確に8の倍数を数えることができません。範囲の始まりが200であるため、200÷8の計算を行うことで、200以上の最初の8の倍数を正確に特定できます。

実際の計算と結果の導出

200から400までの整数の中で8の倍数でない数を求めるためには、まず8の倍数の数を求め、その後それらを全体から引きます。200÷8 = 25 で、400÷8 = 50 です。つまり、8の倍数は25番目から50番目までの25個あります。

そのため、200から400までの整数は201個あります。これから25個の8の倍数を引くことで、8の倍数でない数の個数は176個となります。

まとめ:8の倍数でない数の求め方

200から400までの整数のうち、8の倍数でない数を求める方法は、200÷8と400÷8を使って、8の倍数の個数を数え、その後それを総数から引くというアプローチです。この方法により、8の倍数でない数の個数を正確に求めることができます。

201÷8を使う方法では、正しい範囲を特定できず、計算が不正確になるため避けるべきです。この問題を解くためには、適切な範囲と計算方法を選ぶことが重要であることがわかります。

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