この問題では、A、B、Cの3人が合計36個のビー玉を持っており、AがBに5個渡し、BがCに3個渡した後、全員が同じ数のビー玉を持つという状況が与えられています。問題は、Bが最初に持っていたビー玉の個数を求めることです。
1. 問題の整理と解き方の方針
まず、3人が最終的に同じ数のビー玉を持つということから、36個のビー玉を3人で均等に分ける必要があります。それぞれが持つべきビー玉の数は36 ÷ 3 = 12個です。このことを前提に、AとB、BとCがビー玉をやり取りした後、最終的にそれぞれが12個のビー玉を持つことになります。
2. AがBに5個渡した時の計算
AはBに5個のビー玉を渡しました。最終的にAは12個のビー玉を持っているので、渡す前は12 + 5 = 17個のビー玉を持っていたことが分かります。
3. BがCに3個渡した時の計算
次に、BがCに3個のビー玉を渡しました。最終的にBは12個のビー玉を持っているので、渡す前は12 + 3 = 15個のビー玉を持っていたことが分かります。
4. Bが最初に持っていたビー玉の個数
Bが最初に持っていたビー玉は、Aから5個もらい、Cに3個渡した後に12個を持っています。これを計算すると、最初にBが持っていたビー玉の数は15個です。したがって、Bは最初に10個のビー玉を持っていたという答えになります。
5. まとめ
問題を解く際には、最終的に均等に分けるべき個数を決め、その上で取引を考慮していきます。今回の問題では、AがBに5個、BがCに3個渡すことで、3人とも同じ数のビー玉を持つことになり、Bが最初に持っていたビー玉の数は10個であると分かりました。このような問題は、数量の移動を追うことで解くことができ、重要なのは論理的に情報を整理し、計算を正確に行うことです。
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