地軸の北極側や夏至・冬至がどういうものか、イメージが湧かない方も多いかもしれません。この記事では、地球の軸がどのように働き、夏至や冬至がどんな意味を持つのかをわかりやすく解説します。
地軸の北極側とは?
地軸とは、地球が自転する中心となる仮想の軸です。地球はこの軸を中心に1日に1回転しています。この軸は、地球の南極と北極を結ぶ直線に相当します。
地軸の「北極側」というのは、地軸が通る線の北側に位置する部分、すなわち地球の「北極」を指します。地球がこの軸を中心に回転することにより、昼と夜が交互に訪れる仕組みが成り立っています。
夏至と冬至とは?
夏至と冬至は、地球の公転によって起こる現象で、地球が太陽の周りを回る中で、太陽光の当たり方が変化します。
夏至は、北半球が最も太陽に近づく日で、6月21日頃にあたります。この日を境に、昼間の時間が最長になります。逆に、冬至は12月21日頃で、北半球が最も太陽から遠ざかる日で、昼間の時間が最も短くなります。
なぜ夏至と冬至が起こるのか?
地球の軸は太陽に対して約23.5度傾いています。この傾きによって、地球が太陽を回る際に、北半球と南半球では異なる時期に最も太陽の光が強く当たる場所が変わります。
夏至の時期、北半球は太陽に向かって傾いており、日照時間が長くなります。一方、冬至では北半球が太陽から遠ざかるため、日照時間が短くなります。
まとめ
地軸の北極側は、地球が自転する中心となる軸の北端を指し、夏至と冬至は地球の公転と軸の傾きによって昼夜の長さが大きく変化する日です。これらの現象を理解することで、季節の移り変わりや太陽の位置に関する知識が深まります。
コメント