中3数学因数分解の問題解説 – 3x(x-2)-(2x-1)(x-5)-(2x-1)の因数分解

中学数学

中学3年生の数学でよく出題される因数分解の問題について解説します。今回は、式「3x(x-2)-(2x-1)(x-5)-(2x-1)」を因数分解する方法をステップごとに説明します。因数分解が苦手な方も、今回の解説を参考にしてぜひ理解を深めましょう。

1. 式の展開

まず最初に、与えられた式「3x(x-2)-(2x-1)(x-5)-(2x-1)」を展開します。展開とは、括弧を外して式を整理することです。

それぞれの項を展開すると、次のようになります。

  • 3x(x-2) = 3x² – 6x
  • (2x-1)(x-5) = 2x² – 10x – x + 5 = 2x² – 11x + 5
  • (2x-1)はそのまま2x – 1

これらをすべて足し合わせると、式は次のようになります。

3x² – 6x – (2x² – 11x + 5) – (2x – 1)

2. 括弧を整理する

次に、括弧を整理します。負の符号を分配して式に反映させます。

3x² – 6x – 2x² + 11x – 5 – 2x + 1

同じ種類の項(x²の項、xの項、定数の項)をまとめます。

3x² – 2x² = x²

-6x + 11x – 2x = 3x

-5 + 1 = -4

したがって、式は次のようになります。

x² + 3x – 4

3. 因数分解する

次に、x² + 3x – 4を因数分解します。この式を因数分解するためには、2つの数を見つけて、掛け算で-4になり、足し算で3になる組み合わせを探します。

-4を掛け算して3になる数は、4と-1です。したがって、式は次のように因数分解できます。

(x + 4)(x – 1)

4. まとめ

最初の式「3x(x-2)-(2x-1)(x-5)-(2x-1)」を因数分解すると、最終的に得られる式は「(x + 4)(x – 1)」です。

因数分解のステップは、まず式を展開して整理し、その後で因数分解を行うという流れです。数学の問題を解く際は、順を追って計算を進めることが大切です。今回の問題も、段階を追って解くことで理解が深まります。

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