この問題では、鉛筆と消しゴムの値段を求めるために、連立方程式を使って解く方法を解説します。問題は、鉛筆7本と消しゴム5個の値段の合計が930円であり、さらに鉛筆2本と消しゴム3個の値段が等しいというものです。この問題を解くためには、まず数学的な式に整理し、連立方程式を立てることが重要です。
問題を整理しよう
問題を解くためには、まず与えられた情報を式に表すことが大切です。鉛筆1本の値段を x 円、消しゴム1個の値段を y 円と仮定します。
すると、次の2つの式が得られます。
- 鉛筆7本と消しゴム5個の合計が930円:7x + 5y = 930
- 鉛筆2本と消しゴム3個の値段が等しい:2x = 3y
連立方程式を解く
次に、この2つの式を解くために連立方程式を使います。まず、2番目の式から y を x に関して表現します。
2x = 3y より、y = 2x / 3 です。この式を1番目の式に代入して、yを消去します。
7x + 5(2x / 3) = 930
ここで、5(2x / 3) を計算すると、(10x / 3) になります。
したがって、式は次のようになります。
7x + 10x / 3 = 930
この式を解くために、分母を3に統一します。まず、7xを3倍して同じ分母にします。
(21x / 3) + (10x / 3) = 930
これを整理すると。
31x / 3 = 930
最終的な計算
次に、この式を解くために両辺に3を掛けます。
31x = 930 * 3
計算すると。
31x = 2790
したがって、x = 2790 / 31 = 90 となります。
これで、鉛筆1本の値段 x は90円であることがわかりました。
消しゴム1個の値段を求める
次に、y の値を求めるために、y = 2x / 3 の式に x = 90 を代入します。
y = 2(90) / 3 = 180 / 3 = 60
したがって、消しゴム1個の値段は60円です。
まとめ
この問題では、鉛筆と消しゴムの値段を求めるために、連立方程式を使用しました。まず与えられた情報を式に表し、連立方程式を立てて解いていきました。最終的に、鉛筆1本の値段は90円、消しゴム1個の値段は60円であることがわかりました。
連立方程式を使うことで、複雑な問題でも整理して解くことができるので、ぜひこの方法を使って他の問題にも挑戦してみてください。
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