画像のデータサイズの計算方法:画素数とビット深度から求めるファイルサイズ

数学

画像のデータサイズを計算するためには、画素数(横×縦)とビット深度(1画素あたりのビット数)を掛け合わせ、その結果をバイトに変換する必要があります。この記事では、画素数が横512×縦480で、24ビットのフルカラー写真の場合のデータサイズの計算方法をわかりやすく解説します。

画像のデータサイズを計算する基本的な方法

画像データのサイズを計算するためには、以下の式を使用します。

データサイズ (バイト) = 横の画素数 × 縦の画素数 × 1画素あたりのビット数 ÷ 8

ここで、ビット数を8で割るのは、ビットをバイトに変換するためです(1バイト = 8ビット)。ビット数は、画像の色深度によって決まります。例えば、フルカラー画像(RGB)では通常24ビットが使われます。

具体例:横512×縦480のフルカラー画像

質問の画像は、横512ピクセル、縦480ピクセルのサイズで、フルカラー画像(24ビットカラー)です。まずはこの情報を使って、画像のデータサイズを計算してみましょう。

画素数は、横512 × 縦480 で、計算すると。

512 × 480 = 245,760画素

次に、1画素あたりのビット数は24ビットなので、データサイズは次のように計算できます。

データサイズ (ビット) = 245,760画素 × 24ビット = 5,900,640ビット

これをバイトに変換するために、5,900,640ビット ÷ 8 = 737,580バイトとなります。

データサイズをKBに変換

さらに、データサイズをキロバイト(KB)に変換します。1KBは1024バイトなので。

737,580バイト ÷ 1024 = 720.23KB

したがって、横512×縦480の24ビットフルカラー画像のデータサイズは約720.23KBになります。

まとめ:画像のデータサイズ計算のポイント

画像のデータサイズを求めるためには、まず画素数とビット深度を確認し、それらを掛け合わせて計算します。フルカラー画像の場合、1画素あたり24ビットの情報を使用することが一般的です。計算式を理解し、実際に計算してみることで、さまざまな画像のデータサイズを求めることができます。

今回の例では、横512×縦480、24ビットカラーの画像が約720.23KBになることがわかりました。画像のサイズを知ることで、ストレージ容量や転送速度を考慮したデータ管理ができるようになります。

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